2025年大阪・関西万博

バングラデシュ人民共和国館 Connection Live C19 コネクティングゾーン

テーマ:Connection Life ― つながる、いのち


さくっと概況

  • 所要:20〜30分
  • 混雑:午前◯/昼△/夕方◯
  • 撮影:多くのエリアでOK(個別NG表示に注意)
  • 空気感:清潔で実直、ショールーム+ギャラリー型

外観&コンセプト

控えめなファサードの奥に、「人・技術・自然」を編み直す現在進行形の姿。
“先進国に追いつく”から“自分たちのやり方で進む”へ。 そんな自負がにじみます。


見どころ3つ

  1. メイド・イン・バングラデシュ
    日本・欧州ブランド向け製品の実物展示。縫製の精度や素材管理など、ものづくりの“手触り”が伝わる。
  2. ティー&セラミックス
    世界9位の茶、意匠の映える陶器。香りと質感で“暮らしの文化”を感じられるコーナー。
  3. グリーン・トランジション
    省エネ・再エネなど、成長×持続性を両輪に置く取り組みを具体例で提示。

回り方のコツ

  • 入口→産業展示→茶・陶器→グリーン事例の順で回ると理解しやすい。
  • 物販は閉館前に混雑。気になる品は先にチェック。
  • 滞留が出やすい中央通路は、開場直後か夕方が快適。

バリアフリー

  • 動線は概ねフラット。合流・待機は入口付近が安全。スタッフ案内も丁寧。

まとめ(ひとこと)

“つながり”は追いつくための手段ではなく、誇れる作法。
茶の香り、器の線、縫い目の正確さ——静かな確かさが国の現在地を語ります。


★評価(5段階)

  • 印象に残るか:★★★☆☆
  • 展示の完成度:★★★★★
  • リピートしたい度:★★★★☆
  • 高齢者対応:★★★★☆
  • 撮影しやすさ:★★★★☆

ひとこと感想

援助の受け手という古いラベルを、縫い目と釉薬の光で静かに剥がしていく——。
実直さが心地よい、良質な“現在地の展示”でした。