エルトンジョン

DANIEL 日本語訳と解説 エルトンジョン ダニエル 悲しき反戦ソング

目次

  • Danielって、どんな歌?
  • Daniel オリジナル歌詞
  • ダニエル 日本語意訳
  • ダニエル 解説

ダニエルってどんな歌?

クリちゃん

1973年発表のエルトンジョンのアルバム「ピアニストを撃つな!」に収録された楽曲。
戦争で亡くなった兄を弟が恋しがる内容なんだ。

ローズちゃん

随分暗い内容ね!

クリちゃん

反戦のメッセージソングであると同時に、
組織が人を道具のように扱うことへの批判でもあるよ。

ローズちゃん

なるほど、、、、

クリちゃん

だから、本国イギリスでは放送禁止になったんだって!

ローズちゃん

クリちゃんがYouTubeにアップしてる、
この歌の日本語訳PV見たけど、
これ戦時中に流したら逮捕されるわね。

クリちゃん

そう言う意味で、
イギリスでも放送禁止になったんだろうね!

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どこの国もそうだけど、
勝った国は戦争を正当化するものね!
難しい問題ね!

クリちゃん

そうだね!
戦争は愚かと言っても、
勝てば官軍だね。

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争いごとからは離れるようにしたいわね!

Daniel オリジナル歌詞

Daniel is travelling tonight on a plane
I can see the red tail lights heading for Spain
Oh and I can see Daniel waving goodbye
God it looks like Daniel, must be the clouds in my eyes 

They say Spain is pretty though I’ve never been
Well Daniel says it’s the best place that he’s ever seen
Oh and he should know, he’s been there enough
Lord I miss Daniel, oh I miss him so much

Daniel my brother you are older than me
Do you still feel the pain of the scars that won’t heal
Your eyes have died but you see more than I
Daniel you’re a star in the face of the sky

Daniel is travelling tonight on a plane
I can see the red tail lights heading for Spain
Oh and I can see Daniel waving goodbye
God it looks like Daniel, must be the clouds in my eyes
Oh God it looks like Daniel, must be the clouds in my eyes 

ダニエル (日本語意訳)

ダニエルは今夜の飛行機で発つ
スペインへ向かう赤いテールランプが見える
あぁ、ダニエルがお別れに手を振ってるのが見えるよ
神様、
僕にはあの雲がダニエルに見えるんだ

スペインは美しいところだと聞きます
僕は行ったことがないけれど
よく、ダニエルは彼が今まで行った中で
最高の場所だと言ってた
あぁ、
まさかずっといる事になるとは
彼も思わなかったよね
神様、
ダニエルに会いたいよ
ダニエルにとっても会いたいよ

ダニエルは僕のお兄さん
僕より少し年上なだけで
とっても痛い思いをしたね
もう、何も見る事は出来ないけれど
きっと、僕よりはるかに大変なモノを見たんでしょうね
ダニエル、
あなたは夜に輝く星になったんだ

ダニエルは今夜の飛行機で発つ
スペインへ向かう赤いテールランプが見える
あぁ、ダニエルがお別れに手を振ってるのが見えるよ
神様、
僕にはあの雲がダニエルに見えるんだ
あぁ、神様、
僕にはあの雲がダニエルに見えるんです

Daniel 解説

若くして死んだ兄への思いの歌
日本の歌で言うと
なだそうそう
そんな歌です。

ただ、兄の死因はベトナム戦争
まだ、戦争中であった為、
本国イギリスでは放送禁止になります。
もし、日本も第二次世界大戦末期に、
神風特攻隊を思わせる歌が
当時全盛期の「淡路のりこ」が歌ったら、
間違いなく放送禁止、
もしくは逮捕されるでしょう、、、
そんな反戦メッセージ・ソングです。

この詩、ベトナム戦争で傷を負った兵士の帰国のニュースから
ヒントを得た詩とバーニーは言ってます。
ベトナム戦争は謂わば「資本主義」対「社会主義」の構図で、
アメリカとソ連との代理戦争。

日本でも新聞やテレビでは正義の戦争とされていた。
しかし実際の「ベトナム戦争」は
DNAまで傷付ける枯葉作戦、
民間人を巻き込む無差別の焼夷弾作戦が横行。
ポルポト政権の少年少女兵隊相手に
やりたい放題、無茶苦茶しているアメリカ軍というのが実態であった。

その事実が分かるまで
朝日新聞をはじめ、正義の為の戦争と報道していた事を
カンボジアのプノンペンの戦争資料館は今でも展示しております。
で、イギリスでも正義の戦争として扱っていたのです。

その事実に対してバーニーが詩を書き上げ、
エルトンが歌い上げた訳です。
そうして、放送禁止になりました。

この歌、日本で発売された際、
怪我をして帰ってきた兄を翻訳されていましたが、
聞けば聴くほど兄は亡くなってます。
歌詞に出てくる
「神様会いたいよ、」
「星になった、」
「雲がダニエルに見える」
生きていればそうは言わないと思うんです。

この兄弟の切ないストーリーに
日本の特攻隊で亡くなった若い兵士がダブりました。
ちょっとの歳の差で生き残った弟
そして散った兄
バーニーの戦争反対の強いメッセージが
美しい歌になったんですよね
南北戦争やインディアン戦争を
題材にしてきたバーニーらしい風刺の効いた切ないストーリーサウンドです。
最後に日本語訳のYouTube動画のリンクを貼っております、
もしよろしければご覧くださいませ。