2025年大阪・関西万博

02.ロジックプログラマー ― Logic Programmer

理の糸をたどり、まだ見ぬ秩序を編み上げる。

あなたは“見えない設計図”を読む人。
静かな観察から法則を抽出し、矛盾をほどき、最小の手数で最大の秩序へ導く。
評価より整合性、近道より検証。
その厳密さは、ときに孤独だが——未来を正しく動かす羅針盤になる。


セカンドライフのすすめ(リタイア後)

  • 社会の裏方エンジニアとして、地域やNPOの業務フローを自動化・半自動化
    小さなバッチ処理、フォーム設計、データ整形だけでも現場は驚くほど軽くなる。
  • 「静かな大学」構想:週1の読書・輪読・数理勉強会を主宰。思索と対話の記録をナレッジ化し公開。
  • 個人研究テーマ(アルゴリズム倫理、都市の最適化、医療・介護のデータ設計など)をプレプリント+講座に。

若い人への進路ヒント

  • 要件定義 → 設計 → 実装 → テスト → ふりかえり反復回路を早期に身につける。
  • 専攻はCS/情報科学に限らずOK。統計・HCI・情報デザイン・倫理を“副専攻的”に重ねると理想主義が暴走せず育つ。
  • ポートフォリオは**「再現性」と「計測」**が命。ベンチマーク・比較表・失敗ログを必ず残す。

万博ヒントになるかもしれないパビリオン(重複なし)

  • null2(Signature Pavilion/落合陽一):対話的・計算的アプローチで“つくる理想”を再考する場。理性的理想主義に響く。
  • NTT Pavilion(民間パビリオン):情報と自然の関係を見直す視点。ネットワーク設計者的まなざしを磨ける。

YouTuber適性 & おすすめジャンル

  • ジャンル:アルゴリズム解説/情報設計・自動化ノウハウ/データ可視化と思考術。
  • 武器:ホワイトボード・スクリーンキャスト・擬似コード。**「最小実装→計測→改善」**のライブ感。
  • 企画例:「5分で作る日常自動化」「失敗から学ぶアルゴリズム設計」「UIはなぜ使いにくいのかを分解する」。

現代的な仕事アイデア

  • ワークフロー自動化コンサル(医療・教育・行政の現場に小さな自動化を多数導入)
  • データ整形/可視化スタジオ(Notion・Airtable・Pythonで“意思決定ダッシュボード”を構築)
  • AIプロンプト設計+評価軸づくり(精度より再現性。評価データセットと運用基準を作る人)

人に流されない余暇のすすめ

  • 週1回、ノーコード&ローテックの夜を。紙ノートで「気になる現象」を記録→ルール仮説→検証計画を手で書く。
  • 美術館や建築を観るときは**“インタラクション設計”**を探す目で。入口動線、説明の情報密度、退館時の余韻まで分解してスケッチ。

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