2025年大阪・関西万博

X06|いのちを育む — 合体と変形でほどく“いのちの冒険”【現地ミニガイド

はじめに

X06「いのちを育む」は、合体と変形=いのちの連鎖を、
VRや音・振動で直感的に味わうパビリオン。
説明より体感が先。エンタメ寄りでわかりやすいのが魅力です。

3行でわかるポイント

  • セル積層の外観=“つながり・重なり”のメタファー
  • 超時空シアター(VR)で単細胞→虫→魚→哺乳→ヒトを宇宙スケールでたどる
  • ANIMA!(立体音響+床振動)とリアリティ展示で、VRなしでも“連鎖”に触れられる

体験の流れ(最短版)

  1. 超時空シアター(VR)
     視界が一気に拡張。**合体(取り込み)と変形(更新)**の連続を没入で理解。
     ※VRは13歳未満体験不可/終了後は深呼吸で“現実”へ復帰を。
  2. ANIMA!
     音と振動が抽象に体温を与える。目を閉じて10秒、足裏で聴くのがおすすめ。
  3. リアリティ展示
     昆虫・動物の進化形態、分解のプロセス、太陽黒点や地球の高繊細映像などを観察。
     VRが難しい層への受け皿として優秀。

こんな人におすすめ

  • エンタメから入って深く考えたい
  • 親子・三世代でペースを合わせたい(VR不可の子はANIMA!+観察へ)
  • “説明より体感”でイメージが腑に落ちるタイプ

快適に楽しむコツ

  • 身軽が吉(両手が空くと没入しやすい)
  • 酔いやすい人はVR直後に遠景→近景→足元の順で視線を戻す/水分・飴を
  • 音量配慮:ANIMA!は低音が効く→苦手ならスタッフへ一声
  • 混雑回避:VRの前後をANIMA!/観察でサンドすると疲れにくい

ひとことレビュー

“育む”は、取り込んで変わること。
宇宙から台所まで、スケールが往復する気持ちよさ。


簡易評価(★5)

  • 印象に残るか:★★★☆☆
  • 展示の完成度:★★★★☆
  • リピートしたい度:★★★☆☆
  • 高齢者対応:★★★☆☆
  • 撮影しやすさ:★★☆☆☆