こんにちは、万博太郎です!
今回のテーマは……建物として残念なパビリオン ベスト10です。
私、こういうディスり動画を作るために万博に通った訳ではございません。
ただ、何処に回ったか?
どんな印象を持ったのか?
周り損なわないため、覚えておくために独自のデータとメモを取りながらパビリオンを回りました。するとこういうデータができてしまったのです。
そうしてGoogleスプレッドシートに入力しまして、
総合点の行をポンと昇降順にしますと、恐ろしい事に順番に並んでしまったんですね。
そうなんです。
無意識に付けていた訳ですが、一つのボタンで勝手にランキングされてしまったのです。
数字というのは恐ろしいものです。
これを娘に見せると、ゲラゲラ笑いながらコレはみんな知りたいだろうから、
データとして公表した方が良いなんて言うものですから、
その通り公開しております。
もしかしたら後悔する事になるかもしれませんが、
もし宜しければこちらにQRコードを貼っておきますので、
ご覧くださいませ。
また、パビリオンのアンケートQRコードも貼っておきます。
私の勝手なデータでなく、より多くの方がアンケートに答えてくださると、
より平均的なデータになるかと思いますので、是非、ご参加いただけますと幸いです。
さて、今回は建物として残念パビリオン。
アラ還オヤジ目線で勝手な感想と共に紹介していきます。
10位 ルーマニア館

木製のパビリオン。
別に悪くないのだが、まるでコモンズ館のようなデザイン。
恐らく海外パビリオンの中で最も特徴がないということでここにランクイン。
9位 電力館

多様な形の平面で構成される「ボロノイ構造」
シルバー膜は未来に向けた可能性を表現。
太陽の光や空の色を取り込んで、天候や時間帯によって見え方が変わるとの事ですが、
光や空の色を取り込むにはシルバーの膜がマットすぎるのではないか?と感じます。
実際、色が変化する気配はなく、いつもほぼ同じような沈んだ色合い。
私がクライアントだったら怒るレベルです。残念。
8位 関西パビリオン

どうしたんでしょうか?
下から見ても、大屋根から見ても、あまり特徴が感じられないパビリオン。
まるで運動会の白いテントのようです。
中は広くて派手さもあるのですが、
外観はスッキリし過ぎて寂しい感じでした。
7位 NTT PAVILION

無数の布で覆われた建物。こちらもIOWNの技術が活用されており、
来館者の盛り上がりに応じ、布が揺れ動く驚きの仕掛けが施されております。
さて、その揺れ動きを見てまいりました。
動いているような、動いていないような、、、
分からないのでスタッフさんに聞きました。
「今揺れているような気がするんですが、 館内は盛り上がっていますか?」
するとスタッフさん、
「いえ、今はライブショーの時間ではないので、これは恐らく風の影響です。今日は風が強いので」
強いといっても海の上にある万博会場。いつもくらいの風である。
さらに私聞きました。
「じゃぁ、ライブが始まるともっと揺れるんですね!」
「いやっ、だいたいこんなもんです。」
「風とライブの仕掛けの違いはわかりますか?」
「あんまり分かりません。」
これは恐らく企画倒れです。
6位 Better Co-Being

これは恐らくコメントが荒れるかもしれません。
何と言ってもこのパビリオン、
2004年ヴェネチアビエンナーレ国際建築展 金獅子賞など数多くの賞を受賞しているSANNAさんによる建築デザイン。
確かに凄いです。
しかし、それが実感できない。
建物というより立体アートなのでここにランクイン。
公式ガイドブックでのイラストが一番凄く見えた。
5位 ガンダム NEXT FUTURE PAVILION

ガンダム館は、
ガンダムが居るから見落としがちだが、建物単体で見ると倉庫のよう。
そう、東ゲートで見るヨコレイと兄弟のような作りなのだ。
ヨコレイの方は6月からプロジェクションマッピングで少し見栄えが良くなった。
そう考えると、こちらはガンダムに頼り切り。
4位 サウジアラビア館

サウジアラビアはデザインも素晴らしく、
ベストパビリオンにも上位にランクされます。
しかし、雨の日に行ったら最悪。
大量の雨水がパビリオン内に入ってきます。
ガードマンやスタッフさんがグラウンドで使うようなトンボサイズのモップで大奮闘。
スタッフさんが雨さえ降らなければ間違いなく最高のパビリオン、
しかし雨が降ると最悪のパビリオン!と嘆いてました。
サウジは雨が降らないから分からなかったよー!というのも印象的でした。
🥉3位 ベルギー館

とても洗練された外観。
そして外の休憩所の雰囲気、アダルトな展示。
どこをとっても高級感あるパビリオンなのに、6月の大雨で驚くほどの雨漏り。
遂に閉館となった経緯がありました。
私が思うに、この丸い軽やかさを演出する装飾が原因ではないかと思われます。
恐らくこの球体と基礎との接続部分のゴムパッキンが不十分ではなかったか?
隙間から大量の水が流れ込んだのではないかと推測できます。
とにかく閉館するほどの雨漏りでこの位置となりました。
🥈2位 ORA 外食パビリオン 『宴〜UTAGE〜』

恐らくイメージとしては道頓堀に立ち並ぶ派手派手看板の飲食店だったと思います。
代表的な店で言うと「カニ道楽」のような感じですね。
しかし、少し立体的ではあるが動かない看板。
そしていきなり階段と狭い出入り口という導線の悪さ。
そうして、中の飲食店の水回りと販売スペースの狭さ。
人気の飲食店、百戦錬磨のオーナーが敬遠する全ての要素が詰まってます。大阪の人なら分かるであろう、なんば花月の横のたこ焼き屋。
ゴールデンウィークなら1日150万の売り上げです。
万博価格を考えると300万の売り上げを見込めないといけません。
もっとハードルを下げたとして、
例えばイオンモールのようなフードコートでも土日のたこ焼き屋50万は売り上げます。
万博なら100万、150万円は売り上げないといけません。
あの導線でそれが出来るか?
恐らく無理でしょう。
客目線でもオーナー目線でも色んな意味で厳しいパビリオン。
🥇1位 よしもと waraii myraii館

あのニヤケ顔がなんとも腹立たしいパビリオン。
そうです!
「よしもとwaraii miraii館」
抽選、当日などの予約を間違って取ってしまった方、並んで入ってしまった方、
多くの人が犠牲者となりました。
しかもネギのベンチ、やってきた来館者に「お前はカモだ!」と薄ら笑い。
その笑顔があのニヤケ顔なのです。
最近の為体を笑い飛ばそうとしているニヤケ顔にも見えます。
それだけでも十分腹立たしいのに、
ニヤケ顔の球体は昭和のアドバルーンのような陳腐な作りです。
よく似た外観のシンガポールのパビリオンは、
7000枚以上のディスクを鱗のように重ねています。
そして、色落ちしない真紅です。
今一度見てみましょう。
やはり安っぽいです。
全くいい仕事してませんね〜 です。
言い過ぎている事は承知の上です。
ごめんなさい。
だけど、もし素晴らしい箇所がありましたら、
是非、コメント欄で教えていただけましたら感謝です。