自分育て

「春分(しゅんぶん)」初候「雀始巣 (すずめはじめてすくう)」#32

2023年3月21日6時24分 、
春四番目の節気「春分」の
初候「雀始巣 (すずめはじめてすくう)」になりました。

24個の節気の中の7番目「春分」
72個の候の中の19番目 「雀始巣 (すずめはじめてすくう)」

※こちらの何番目という順序は古来の正月「冬至」を起点に考えております。
ご了承くださいませ。

春分の日

春分とは、
冬至と夏至のちょうど真ん中で
昼夜の長さがほぼ同じ日になる日です。
この日を境に陽が陰より長くなっていきます。

春分の日は彼岸の中日でもあり、
前後3日間を「春彼岸」と言って、
先祖を偲ぶ習慣があります。

真東から陽が昇り
真西へと沈んでいくこの時期、
死者が帰ってくる霊となって帰って来ると信じられるていました。

また、自然をたたえ、
生物、万物を慈しむ日として、
国民の祝日でもあります。

彼岸→日願

「彼岸」の語源は「日願」と言われ、
冬至から夏至へと向かって、
太陽の恵みを懇願する人々の願いが込められていると言います。

また、何とかして手にしたいと心から願う事を「悲願」と言いますが、
これもやはり、「日願」が語源です。
厳しい冬から恵みをもたらす夏への移ろいは
人間の最も古くからの願いです。

その中間のこの季節、
自分の行いを顧みて、
その中で、万物を慈しみ、
脈々と流れる血脈と先祖への感謝を思い出し、
再度気合を入れ直し、
誓いを立てる。

そんな厳かな季節なのです。

「雀始巣 (すずめはじめてすくう)」

さて、春分の初候、「雀始巣 (すずめはじめてすくう)」は
雀が子育ての為に、
巣を作り出す頃になります。

他の鳥も恋の季節で、
巣を作り出しますが、
古くから人里で親しみある雀はがここでは主役。

また、雀は鳥の大きさの基準となるようで
「ものさし鳥」と言うそうです。

しかし、最近では
当たり前にいた雀を見る機会も少なくなりました。
そして、いつの間にか
烏や鳩の方が圧倒的に見る機会が増えました。

巣作り

さて、「雀始巣 (すずめはじめてすくう)」は
単なる小動物の恋の季節とも言えますが、
私たちに置き換えると、
暖かくなってきて、
活動的になって、
出会いがあったりします。

それは何も人だけでなく、
新たに興味あるものを見つけたりする事もあります。

それらに向き合って、
自分の可能性を広げてみるのはいかがでしょうか?

つまり新しいパートナーとの出会いがあって、
愛の巣を作るように
出会った興味のあるものを楽しむための細やかな時間を作って見るのです。

少しずつ、
何かを取り込んで挑戦してみる。
それは直ぐには結果に結びつかないかもしれませんが、
どういった縁でやってて良かったぁ〜となるかは分かりません。

希望に満ちた「雀始巣 (すずめはじめてすくう)」、
童心に帰ってみるのもいいですね。

次回は2023年3月25日、
春四番目の節気「春分」の
次候「桜始開 (さくらはじめてひらく)」です。