自分育て

「虹始見(にじはじめてあらわる)」#37

2023年4月14日 、
春五番目の節気「清明」の
末候 「虹始見(にじはじめてあらわる)」になりました。

24個の節気の中の8番目「清明」
72個の候の中の23番目「虹始見(にじはじめてあらわる)」

※こちらの何番目という順序は古来の正月「冬至」を起点に考えております。
ご了承くださいませ。

「虹始見(にじはじめてあらわる)」

春も終盤にかかり、
暖かくなる中で、
空気中に水分が多く含まれるようになってきました。

そうしてしばらく見ることができなかった虹が
空を彩るようになります。

まだ、この時期に見える虹はおぼろげですが、
夏に向かって次第にハッキリと見えるようになってきます。

虹は光の屈折で、
七色の姿を見せてくれます。

その壮大に姿に、
私たちは「幸運」を感じてしまいます。

夢の架け橋

虹はパッと見えただけでも
幸せな気持ちになります。

もしその虹が左手から右手の彼方まで、
しっかりと繋がって見えたら、
この世のどんな橋よりも大きな夢の架け橋のように感じます。

そして、ある条件が整うと、

その虹の架け橋は
二重にも三重にも見えることがあります。

さて、
先日、春の彼岸がやってきて、
この自分育てのカレンダーブログでは
昨年から温めてきた自分の悲願を見つめ直すことを、
やってみませんか?と提案させていただきました。

あれから3週間ほど経って、
見通しはたったでしょうか?
修正が必要な場合の調整はできたでしょうか?

その結果が、
「虹始見」で、問いただしてくれているように思います。
あなたの心の中の「虹始見」は
ハッキリした虹でしょうか?
幸運にも二重に見えたら素敵ですね。
その虹の架け橋を信じて、
益々頑張っていきましょう。

さて、
私の心の虹の架り具合は秘密ですが、
この5つ日間で天気の不安定な日を見計らって、
箕面の山へ虹を探しに行こうと思います。

次回は2023年4月20日17時14分、
春六番目の節気「穀雨」になります。
初候は「葭始生 (よしはじめてしょうず)」。