【こんにちは、万博太郎です。
今回は、万博会場でもひときわ異彩を放つ存在——**「ガンダムパビリオン」**を訪れてきました!
入口にそびえるのは、高さ16.7メートルの実物大ガンダム像。
パビリオンの中に入る前から、ファンならずとも思わず見上げてしまう圧巻の存在感に心が踊ります。

「ガンダムパビリオン」テーマは『未来へとつながっていく』
このパビリオン、単なるアニメの世界観の再現ではありません。
設定は“未来の宇宙開発企業”「GOIC」が建設した施設。
かつて兵器だったモビルスーツが、戦争を終えた時代で地球復興・宇宙開発の担い手となっている、というストーリーです。

フェーズ0:ようこそ、未来社会へ
最初の展示エリア「フェーズ0」では、
かつて戦場で活躍したモビルスーツたちが、今ではスペースコロニーの建設や災害復旧のために活躍している様子が紹介されます。
戦争を終えた世界で、モビルスーツは“平和を支える力”に変わったのです。
SFではありますが、現実のテクノロジーの行く先を示唆するようで、とても興味深い内容でした。

宇宙ゴミ「デブリ」再生×宇宙農業!? 未来技術が面白い!
続く展示では、宇宙開発の現場「スタージャブロー」へ。
ここでは地球からの物資ではなく、静止軌道上に漂う宇宙ゴミ=デブリを資材として再利用するプロジェクトが描かれています。



また、かつての“ビームサーベル”は、
現在では宇宙農業に使われる農具として活躍!
ガンダムの世界観を通じて、持続可能な未来社会を想像させてくれる展示が続きます。
メインイベント!ジオング襲来と、アムロ&ガンダムの登場
展示のクライマックスは、巨大スクリーンでの戦闘シーン。
かつての敵、ジオングがデブリのふりをして突如スタージャブローを襲撃!
迎え撃つモビルスーツたちでは歯が立ちません。

そこへ登場するのが…そう、アムロとガンダム。
ファンなら胸が熱くなる演出、子どもでも大迫力の映像に圧倒されることでしょう。

そして最後、ガンダムが勝利を収め、地球へと帰還。
“戦うためではなく、守るための存在”としてのガンダムの姿がしっかりと描かれていました。
実物大ガンダムが、ちょっと違って見える
パビリオンを出ると、もう一度出迎えてくれる実物大ガンダム像。
入る前と見た後では、その存在感に**「頼もしさ」や「誇らしさ」**を感じるようになっていました。

ガンダムパビリオン 評価
評価項目 | ★ |
---|---|
子ども向け体験度 | ★★★★★ |
映像・演出の迫力 | ★★★★★ |
テーマの深さ | ★★★★☆ |
写真映え | ★★★★☆ |
もう一度行きたい度 | ★★★★★ |
🎓 最低限の背景:ガンダムってどんな作品?
『機動戦士ガンダム』は、1979年に放送開始された日本のロボットアニメです。
これまでに30作品以上が展開され、モビルスーツ(=搭乗型ロボット)による戦争と人間の葛藤を描く大人向けのSF作品として人気を博しました。
アムロ・レイは初代シリーズの主人公、ジオングはその最終戦で戦った宿敵のモビルスーツ。
今回のパビリオンでは、この初代作品をベースに未来技術へつなげる新たな物語が描かれていました。
✍ 万博太郎のひとこと
ガンダムファンとしては満点。
でもそれ以上に、「技術がどう平和のために転用されるか?」を考える、まさに万博らしいパビリオンだったと思います。
子ども連れのご家族にも、自信をもっておすすめできますよ!