エルトンジョン

キャナイ・プッチュー・オン 俺と取引しないか? 日本語訳と解説 エルトンジョン Can I Put You On

目次

  • Can I Put You Onって、どんな歌?
  • Can I Put You On オリジナル歌詞
  • キャナイ・プッチュー・オン 日本語意訳
  • キャナイ・プッチュー・オン 解説

Can I Put You Onってどんな歌?

クリちゃん

この歌は、
知らない間に麻薬の売人に薬を売りつけられて、
依存症になってしまう「怖い歌」だよ!

ローズちゃん

えーっ!
物騒な歌ね!

クリちゃん

そうだね!
まぁ、題材は麻薬で極端だけど、
合法とは言え、
色んな宣伝で借金までして購入して、
苦しんでる人も大差ないよっ!ていう、
これまた皮肉なメッセージソングだよ!

ローズちゃん

なるほど!
家のローン、学生ローン、
確かに何の為に返済に苦しんでるのか
訳が分からなくなってる人もいるもんね!
じゃぁ、どんなか教えて!

週末にやってくるパン屋、雑貨屋
実はドラッグの売人
気をつけないと、
すぐに背後から甘い言葉をかけられる
そんなメッセージソング

Can I Put You On オリジナル歌詞

I work for the foundry for a penny and a half a day
Like a blind street musician I never see those who pay
It’s dirty work in Birmingham
Better deal for a Sheffield man
If he can rivet then his kids can buy
Candy from the candy man 

And the van that comes around weekends
Selling fancy city things
Sold by the man with the trilby hat
And the whiskers spread like wings
You can hear him sing
Oh you can hear him sing
Can I put you on, people can I put you on
Tell you that I love you people
Sing a salesman’s song and put you on 

And a second cousin works in the pits in Newcastle on Tyne
And he don’t care if it rains outside, there’s coal dust on his mind
It’s dirty work in Manchester
But the crew gets paid its gelt
Bang on the bell on Friday
You buys a little something for yourself 

And the van that comes around weekends
Selling fancy city things
Sold by the man in the trilby hat
And the whiskers spread like wings
You can hear him sing
Oh you can hear him sing
Can I put you on, people can I put you on
Tell you that I love you people
Sing a salesman’s song and put you on 

Can I Put You On(日本語意訳)

俺は鋳物工場で一日1.5ペニーの為に働く
コインを投げ込んでる人を見たことがない
盲目のストリートミュージシャンみたいに
バーミンガムでは汚い仕事でも
シェフィールドのやつらにとっては大事な取引
もし、彼と繋がっていたら、
ガキたちは売人から薬を買える

週末になったらやって来るバン
街のオシャレグッズを売るに来る
売るのは中折れ帽で翼みたいに広がったヒゲの男
彼の歌声が聞こえるよ
ほら、彼の歌声が聞こえるよ

俺と取引しないかい?
みんな、俺と取引しないかい?
さぁ、愛すべき皆さん、
売人の歌を歌いましょう
俺と取引しないかい?

二番目のいとこがタイン川、ニューカッスルの炭鉱で働いている
雨が降っても気にならないが、
彼の心配事は石炭粉塵
マンチェスターでは底辺の仕事ですが
毎日現ナマがもらえます
金曜日に仕事終わりのベルが鳴ると
君は僅かばかりの自分のご褒美を買います

週末ごとにやって来るバン
街のオシャレグッズを売るに来る
売るのは中折れ帽で翼みたいに広がったヒゲの男
彼の歌声が聞こえるよ
ほら、彼の歌声が聞こえるよ

俺と取引しないかい?
みんな、俺と取引しないかい?
さぁ、愛すべき皆さん、
売人の歌を歌いましょう
俺と取引しないかい?

Can I Put You On 解説

 今も昔も同じなのかな、
薬にハマる人々は
貧しい人や
心が渇いた人

バーニーらしい皮肉の詩に
これまたエルトンの明るく陽気に曲をつけた
彼らの二人に共通するのは、
この作風なんですよね

凄く硬派な詩が
エルトンの美しい曲で歌われていたり
悲しい詩が
凄く盛り上がる曲だったり、、、、
詩の内容を知っていれば、
もう少し理解に深みが出そう
だけど、曲調だけで判断されて、
エルトンは単なるポップシンガーとの解釈
そこがとても残念で、
このブログを始めるきっかけになったのである

さて、この歌のメッセージ、
単なる薬物に気をつけろではない。

  • 結婚しましたでは月収の3ヶ月分の婚約指輪を送りましょう
  • 新しい家族が生まれました→庭付きの家を買いましょう
  • 学歴で生涯年収が決まります→塾に通いましょう

こんなのも誰かの養分になるだけで、
身体や精神にも良くないドラッグみたいなもんで、
知らず知らずに手を出して、
依存症になって苦しんでるんじゃない?
ほらほら、今見てるテレビやネットで出てくる広告、
それは「Can I put you on?」
俺と取引しないか?
そのものだよ!

そうなのだ、
これがこの歌の本当のメッセージなのだ。

ローズちゃん

またまた深いわねー!

クリちゃん

うん!
そうだね!
誰でもあるよね!
依存しているものって、、、

ローズちゃん

私は服ね!
気がついたら、
同じようなものを買ってたり!

クリちゃん

ブランドやショップは買わせる為に
あれこれ考えてくるからね、、、
時々冷静にならないとね!

ローズちゃん

この歌思い出すことにするわ!