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天然石あれこれ

天然石マスターになろう2

前回、「天然石のランク付けと参考価格」で、
ご紹介できなかった石を解説いたします。
あなたはどんな天然石が奏でる詩を楽しみますか?

1.アメジスト

アメジストは天然石の中でも大変ポピュラーで、
2月の誕生石にも選ばれています。
紫という色が自然界ではとても珍しく、
平安時代では最も位の高い色とされました。

理由は布などを染める際に一番難しい色が紫だったとも言われています。
その高貴な色を纏ったのがこのアメジスト、
和名「紫水晶」になります。

一言でアメジストと言っても、
大変奥が深く、古くから愛されている故に、
多くの種類に分類されており、
私たちをとても楽しませてくれる天然石です。

ラベンダーアメジスト

淡い優しい色のアメジスト。
その特徴からラベンダーアメジストと呼ばれています。
少し濁りのあるフロストのものが
この名で呼ばれることが多いです。
透明度の高いものは次のライトカラーアメジストになります。

ライトカラーアメジスト

ライトカラーアメジストは、
透明感と淡い紫色が魅力です。
こちらは、通常のアメジストだと、
紫がキツ過ぎるという方にオススメです。

ライトカラーアメジストは
置いた状態と透けた状態で、
ずいぶん雰囲気が変わります。
なので、見極める時は光の状態を変化させてみるといいでしょう。

ディープアメジスト

深い紫色のアメジストは、
その高貴な色合いで人々を魅了してきました。
数十年前までは「アメジストフェア」という催しがあるほど、大人気の天然石でしたが、最近ではその他の紫系天然石の出現により、
落ち着きを見せているようです。

ファントムアメジスト

ファントムアメジストは、
地球の歴史と悠久の時間の進行を象徴しています。
一度成長が止まって、
また成長し出すことで出来るこの不思議な現象は、天然石の神秘とも言えます。

ケープアメジスト

ファントムアメジストと同じく、
成長過程で出来た層がこの不思議な模様を形成しました。
陸地に寄せる白波のような模様からケープ(岬)アメジストと呼ばれています。

シェブロンアメジスト

こちらもファントムの形状の中で、
同じ方向に何層も重なる姿が、
紋章学の保護、信頼を意味する姿、
「シェブロン」に似ていることから名付けられました。

アメジストエレスチャル

アメジストエレスチャルは、
水晶がが成長していく数千年から数億年の長い期間で、内部にゲーサイトやレピドクロサイトなど、
様々な鉱物を取り込むことで、
生まれた鉱物「エレスチャルクォーツ」と呼ばれる水晶があり、
そのアメジスト版と考えていただくと良いでしょう。色んな内包物が私たちを楽しませてくれます。

シトリン

シトリンは、その美しい黄色から金色の範囲の色彩が特徴で、
その色は柑橘類のシトラスにちなんで名付けられました。

シトリンの色合いや透明度はその品質を左右し、
一般的には色が深く、透明度が高いほど価値が高まります。

廉価版シトリン

このクラスのシトリンは、
濁りやクラックが多いものになります。しかし、クラックが多いということはレインボーが見られる可能性が高まりますので、
探すのが楽しいシトリンとも言えます。

スモーキーがかったシトリン

スモーキーなシトリンは、
完全に黄色ではなく、
かと言ってスモーキーでもない黄金色のグラデーションを持っています。
天然の面白さを楽しめそうです。

高品質シトリン

高品質のシトリンは、
透明度が抜群で、
黄金のように輝いています。
その為、ファセットカットされ、
指輪やペンダントなどのメインとして宝石扱いされることもあります。

アメトリン

アメトリンはその名前が示す通り、
紫のアメジストと黄色のシトリンの色彩を含んでいます。

アメトリン

アメトリンの価値は、色彩の鮮明さ、クラリティ(透明度)、カットによって決まります。
一般的に、色のコントラストが鮮やかで、内部のインクルージョン(内包物)が少ないものが好まれます。

高品質アメトリン

高品質アメトリンは
色合いの濃さと黄色と紫の分かれ方、透明度によって決定されます。
高品質のものは画像のように
ファセットカットされ宝石扱いされます。

アイアンタイガーアイ

アイアンタイガーアイは、
通常のタイガーアイに金属鉱物(主にヘマタイト)が含まれた天然石になります。
タイガーアイの多くは黄色や茶色が主体ですが、
アイアンタイガーアイの場合、鉄分を含有する金属鉱物の影響で、
レッドタイガーアイと呼ばれる深い赤褐色のものが多いです。

色彩と光沢

アイアンタイガーアイをよく観察すると、銃器のような渋いメタリック感ある鉱物が見られます。
これこそがヘマタイトです。

通常は赤褐色のものが多いですが、
根気よく探すと、
キャッツアイを見せてくれるアイアンタイガーアイに出会えることが出来ます。

もし、出会うことが出来たなら、
それはまさしく運が良いと言えるでしょう。
あまり見向きされない天然石ですが、
光沢があって高品質のものは実はレアなキャッツアイ・アイアンタイガーアイなのです。

品質と価値:アイアンタイガーアイの価値は、表のツヤと美しさ、
色の鮮やかさ、模様の美しさ、
そしてキャッツアイ効果の明確さによって決まります。
是非、あなただけのアイアンタイガーアイを探してください。

アズロマラカイト

アズロマラカイトは、
美しい青のアズライトと緑のマラカイトが混ざり合ってできた鉱物です。

色彩

アズロマラカイトの最も鮮やかな特徴は、その色彩です。

深い青色と濃い緑色、
まるでゴッホが力強いタッチで
何かを命懸けで描いたかのような鉱物です。

パターン

アズロマラカイトは、
洞察力、直観、そしてクリエイティビティを促進すると言われていますが、
この色彩を見ると、
確かにそのようなエネルギーを掻き立ててくれそうな気がします。

品質と価値:アズロマラカイトは混在鉱物なので、
表面に傷が多かったり、欠けが見られることもあります。
傷がなく、色が鮮やかで、尚且つ模様が美しければ、
実は大変高価になります。

アンバー

アンバーは、何百万年もの長い時間をかけて古代の樹脂が化石化したもので、
厳密には石ではありません。

しかし、人類が初めて装飾品として用いたのは、
このアンバーではないか?と言われているほど、
歴史の古い装飾品です。

中国では虎の魂からできたものと信じられていたようで、
その為「琥珀」と呼ばれたようです。

内包物

アンバーは
数億年から数百年もの前の樹脂からできている為、
時折、中に昆虫が内包されたものが発見されます。
画像は蟻が閉じ込められたアンバーになります。

ブルーアンバー

アンバーは一般的に黄色から茶色が多いです。
中には古代の生命の証、アンモニア物質が含まれるものもあり、
それらは紫外線に反応し、蛍光色に光ります。
鮮やかに光るものは高価で取引されます。

次はインカローズです。

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