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2025年大阪・関西万博

【未来の家と命のケア】飯田グループ×大阪公立大学パビリオン|西陣織で包まれた“本気の万博展示” E04 国内パビリオン【万博太郎2025】-190

こんにちは、万博太郎です。
今回は、2025年大阪・関西万博で出会った、**「住宅メーカー 飯田グループ」と「大阪公立大学」**による共同パビリオンの体験記をお届けします。

派手なアトラクションやショーが人気の万博の中で、
このパビリオンは、ある意味“地味”。でも、最も「万博らしい」展示だと感じました。

  • 一見地味だが「本来の万博らしさ」が感じられる展示だった
  • 飯田グループ(住宅メーカー)と大阪公立大学(人工光合成などの研究)のコラボ

【外観】西陣織で包まれた建物に驚き!

まず目に飛び込んでくるのが、建物全体を覆う美しい織物の外観

これ、なんと「西陣織」で包まれているんです。

スタッフの方によると、実際に手で触ってOKとのこと。
手触りはしっかりとした織物の質感があり、伝統と未来が共存する空間の始まりを感じさせます。

触って良いとのことで西陣織の手触りを味わいました

映像から始まる“未来社会”のストーリー

中に入ると、最初に鑑賞するのは映像による未来社会の紹介
きらびやかな映像美と、わかりやすいナレーションで「脱炭素」「循環型社会」「次世代の都市と暮らし」が語られます。

一瞬、「お堅い展示かな?」と思ったのですが、演出が美しく、自然に引き込まれました。

  • 館内に入りすぐ、映像で未来都市のビジョンが語られる
  • 目指すのは「循環エネルギー・脱炭素社会」
  • 映像は演出も美しく、自然と引き込まれる構成

圧巻!24メートルの未来都市ジオラマ

続いて登場するのは、24メートルにも及ぶ巨大な都市模型
未来の街を見渡すようなスケール感で、「住宅」「インフラ」「自然」「テクノロジー」が一体となった姿が表現されています。

ここでは、技術展示だけでなく、**「未来の暮らし方」「都市の営み」**という視点からもじっくり考えさせられます。

家族の団らんはもう“古い”?

とても興味深かったのは、住まいのあり方の変化についての展示です。

「昔は家族が同じ部屋でテレビを囲んでいた」
→ いまや、それぞれがスマホやタブレットで“別々の時間”を過ごす時代。

未来の住宅では、個室化・パーソナライズがさらに進むことが予想されており、
「一緒にいるけど、別のことをしている」新しい団らんの形がテーマになっていました。

【未来の家】家族も個人化?ー「自分軸」未来の住まいのあり方

  • 展示を通じて、「人との距離」や「つながりの質」も考えさせられる

ウェルネス・スマートハウスで見た“未来の健康管理”

展示のハイライトのひとつが、ウェルネス・スマートハウスのモデルルーム

家に帰ると——

  • 全身スキャンで「体温・血圧・口内の様子」などを瞬時にチェック
  • 必要な栄養や食事を提案
  • 運動・睡眠のバランスまで“おうち”が管理してくれる!
チェック中

体が発するわずかなサインも見逃さず、生活改善へとつなげる。
いわば、“かかりつけの医師”が家そのものになった感覚です。

  • モデルルームでの体験展示
  • 帰宅後2分で健康スキャン → 必要な食事・睡眠・運動を提案
  • 予防医療とAIの融合、未来の“かかりつけの家”がここに

【まとめ】派手さはない、でも“もう一度見たくなる”本質的なパビリオン

このパビリオンは、決して派手なショーや音楽があるわけではありません。
でも、「未来の都市って、こうなるかもしれない」「家って、ここまで変わるのか」と
じっくり考えながら楽しめる展示でした。

  • 子供受けはしないかもしれない
  • でも、暮らし・命・都市の未来をまじめに考えたパビリオン
  • 「万博とはこういう場であるべき」だと、静かに語りかけてくる展示だった

パビリオン外観と同じデザインの扇子が販売されてました。
一本50万円。
欲しいけど、、、予算が

万博太郎の★評価(5段階)

評価項目星の数(5点満点)
展示の面白さ⭐⭐⭐⭐☆
子ども向き⭐⭐☆☆☆(小学生以上推奨)
混雑度⭐⭐☆☆☆(比較的空いている)
もう一度行きたい?⭐⭐⭐⭐☆
考えさせられる度⭐⭐⭐⭐⭐

飯田グループ×大阪公立大学共同出展館

  1. パビリオンの基本情報
     └ 企業名・場所・展示内容の概要(パンフor公式から)
  2. 行ってみた第一印象
     └ 初めは堅く感じた。しかし、内容は随一。
  3. 中の展示の見どころ・流れ
    └ 未来生活の提案
  4. 万博太郎のひとこと感想  
    └ 初再訪してじっくり見たい。