目次
- Lady What’s Tomorrowって、どんな歌?
- Lady What’s Tomorrow オリジナル歌詞
- 恋人よ明日って何? 日本語意訳
- 恋人よ明日って何? 解説
Lady What’s Tomorrowってどんな歌?
この歌は、
幼い兄妹が近代化で移り変わる景色の中、
未来っていいものなのだろうか?
と大人になって振り返る哀愁の作品だよ!
バーニーさんの得意なテーマね!
えっ!
ローズちゃん、随分バーニーを分かってきたね!
うん!
すごく繊細だもの!
さて、どんな内容か教えて!
時代はいつも移り変わる
待ってほしい
時代の列車から降ろして欲しい
そんな願いも叶わず
どんどんと変化していく
でもそれは昨日今日に始まったことではない
現に昨日だって、その前の日を懐かしんでいたでしょ
明日って明るい日って書くけど、
希望に満ちているように思ってしまうけど
それはただの幻想だよね、
明日って何?
切ない心の叫びの歌
Lady What’s Tomorrow
Look up little brother
Can you see the clover
No not over there
A little bit left and over there
Now look and see the lilac tree
The lily pond, the skylark’s song
The open air but no one cares
If branches live and die out there
Remember when you were nine
And I was ten
We would run into the woods
No we never will again
And Lady, what’s tomorrow
What’s tomorrow anyway
If it’s not the same as now
It’s the same as yesterday
Yes Lady, what’s tomorrow
Will it be the same as now
Will the farmer push the pen
Will the writer pull the plough
Look up little brother
Can you see the clover
Oh sorry but it’s over
Now there’s concrete and no clover
Remember when you were nine
And I was ten
We would run into the woods
No we never will again
And Lady, what’s tomorrow
What’s tomorrow anyway
If it’s not the same as now
It’s the same as yesterday
Yes Lady, what’s tomorrow
Will it be the same as now
Will the farmer push the pen
Will the writer pull the plough
Yes Lady, what’s tomorrow
Lady What’s Tomorrow (日本語意訳)
見てごらん弟よ
クローバーが見える?
そこじゃないよ
もう少し左の向こう
今度はこっちライラックの木
百合咲く小池
雲雀が鳴いてる
広がる空
何にも心配することなんてない
もし別れ別れになって何処かで死に絶えても
覚えてる?
あなたが9歳で
私が10歳
私たちは森の中を駆けていた
もう、二度と駆けることはない
ねぇ、お嬢さん
明日って何?
明日って、いずれにしても、
今とは違うって事
それは昨日も同じでした
ねぇ、お嬢さん
明日って何?
今と同じように続いていくだろう
農夫がペンを持ち
詩人が鍬をひく
見てごらん弟よ
クローバーが見える?
あぁ、そうだゴメンね
なくなったんだった
ここはもうコンクリート
クローバーはもうないんだ
覚えてる?
あなたが9歳で
私が10歳
私たちは森の中を駆けていた
もう、二度と駆けることはない
ねぇ、お嬢さん
明日って何?
明日って、いずれにしても、
今とは違うって事
それはこれまで同じでした
ねぇ、お嬢さん
明日って何?
変化は常にあり続ける
農夫がペンを持ち
詩人が鍬をひく
ねぇ、お嬢さん
明日って何?
Lady What’s Tomorrow 解説
バーニーの美しくも悲しい歌
時は一刻一刻と変わっていく
昔見たあの風景も
今はない
これまでも
そしてこれからも
ただ、悪いことばかりではない、
良いふうに変わっていくこともある
バーニーは田舎の農家の息子
父に反対されながらも詩人になる事を目指している
「農夫がペンを持ち」
という一節は
そういう劇的変化もあるという事を
ポジティブに捉え
自己実現を宣言しているようにも感じる
エルトンとバーニーの記念すべきファーストアルバムに
ふさわしいと言える作品
なるほど、、、
切ない歌ね。
うん!
エルトン&バーニーは
変化の悲しさを表現しながら、
だから僕たちだって劇的に変化できるかもしれない!
という事を歌ってる
良いも悪いも紙一重ね
そうだね!